聴力検査(新生児聴覚スクリーニング)
HEARING TEST
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聴力検査について
- 当院では新生児の難聴の早期発見を目指し、
聴力検査を実施しています。
- もしも赤ちゃんの耳の聞こえに問題があり、そのことに気付かずにいると、その後の言葉の発達に大きく影響してしまいます。
こうした状況を予防するために、この検査は耳の聞こえの問題の早期発見、適切な支援、その後の支障を少なくするなどのサポートのためにも大切なものとなります。
検査の方法
INSPECTION METHOD
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検査の方法
- 生まれてすぐの赤ちゃんは言葉を話せないので、耳の聞こえの検査はコンピュータにでる反応によって調べます。
- 自動ABR(自動聴性脳幹反応)
→音を赤ちゃんに聞かせ、脳からの電気的反応を調べるもの
検査でわかること
RECOGNITION
自動ABR、精密検査を行う必要がある赤ちゃんを判別するためのスクリーニング検査で、聴覚障害があることを診断する検査ではありません。
「パス(pass)」の場合は検査による反応が得られたということであり、検査時点では正常の聴力があると考えられます。しかし、「要再検(refer)」の場合は検査による反応が得られなかったので、再検査が必要です。
しかし、だからといって、正常児でも何らかの理由(中耳に羊水などが残っている、耳垢があるなど)でスクリーニング検査時には反応が得られないことがあります(これを偽陽性といいます)。
複数回のスクリーニング検査で「要再検(refer)」の場合は、反応が得られない原因を調べるために精密検査が必要です。「要再検(refer)」は、直ちに聴覚障害があることを意味するものではなく、聴覚障害の診断は精密検査によって行われます。
検査を行う理由
CONTENTS
- 出生直後の赤ちゃんは眠っている時間が長く、検査を実施しやすい。
- 検査に適した状態(ほ乳直後など)を選んで検査を実施できる。
- 入院中は、再検査を実施しやすい。
- 両親への説明に十分な時間が取れる。
- ベッドサイドで検査できるので、検査のための特別な場所は不要である。
- 先天性代謝スクリーニングも入院中に実施しているが、出生病院入院中が全出生児を最も把握しやすい。
- 新生児期は検査結果に影響を与える「滲出性中耳炎」が少ない。
検査割合
INSPECTION RATE
片側の「要再検」例も含め、自動ABR では約1%です。
- 腹腔鏡手術・子宮内膜症 専門外来
- 婦人科領域における様々な疾患に対し質の高い腹腔鏡下手術を提供
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